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バックチルトダウン

ホースマン45FAが現場で活躍しています。

季節柄、おせち料理やクリスマスケーキの撮影が多くなっています。

先日購入したホースマン45FAにフジフィルムGFX50Sを付けて現場に投入しています。

大判レンズの中心部のみを使う贅沢な使い方で綺麗な写真に仕上がっています。

フロントチルトでピント面を調節したり、バックチルトダウンで奥の方の料理が小さくなってしまうのを補正したりと便利に使えています。

105ミリのレンズでもGFX50Sに付けると中望遠のままですのでもともとあまり歪みがないのですが、奥の方のチョコレートがだんだん小さくなっていくのを若干ですが補正してくれているのが分かります。

品数、皿数が多いほど効果は分かりやすいです。

ホースマン45FAの不満

フィールドタイプは軽くて操作も早いので出張撮影にはとても向いているのですが、不満も出てきました。

バックチルトが前後10度程度しか動きません。

風景写真を撮るのであればそこまでのあおりは必要ないのかもしれませんが、料理や商品写真には足りない気がします。

かといってトヨビュー45Gは5.5kgもあるのでとても外には持ち出せません。

自分に最適なカメラを考えてみる。

まずあおりができる大判蛇腹カメラは必須です。

35㎜カメラでもPCレンズやTS-Eレンズなどありますが1本あたりの値段が高額すぎますし、ニコンのPCレンズはフロントとリアがなぜか直交型。

複合あおりは絶対必要になってくると思うのですが。

大判カメラにはフィールドタイプとビュータイプがあります。

豊富なあおり量が必要ならビュータイプになります。

フィールドタイプは2〜3kg程度。ホースマン45FAは2kg。

ビュータイプは3〜7kgになってしまいます。トヨビュー45Gは5.5kg。

ということで3kg未満のビュータイプがあれば最適ではないかと調べてみました。

ありました。

トヨビューVX125B。2.7kg。

航空機用ジュラルミンの使用によりこの軽量化に成功しているそうです。

名前の最後の「B」はBLACKの「B」。

「B」じゃない方はモスグリーンでちょっと好きになれません。

少々値が張りますが商売道具と考えれば相応な値段だと思います。

さてどうやって手に入れるか。

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