レンブラントライトでポートレート
歳だけは取ります。
白髪が目立つようになってきましたので、今ならアメリカ大統領っぽいセルフポートレートが撮れるような気がしてきました。
どうせならタイム誌のMan of the Yearに選ばれたというていで。
これといった功績は特にありませんけど。
フジフイルムのカメラやレンズに投資したくらいです。
今年はゼレンスキー大統領が選ばれていましたね。
このタイム誌やローリングストーン誌の表紙の撮影をしているウイリアムクーポン氏のライティングを再現してみました。
絵画のような抽象的な背景紙のすぐ前にモデルを配置します。
ソフトBOXはほとんど背景に向けています。
グリッドはこの距離であればあまり意味がないので無くてあってもそんなに変わりません。
ソフトBOXの端っこから若干漏れてくる光だけをモデルに当てます。
背景紙、モデル、光源、カメラはかなり接近した状態です。
こうすることでモデルには柔らかい面光源が当たりつつ、コントラストの効いたレンブラントライトが完成します。
モデルの向きを変えることでブロードレンブラントとショートレンブラントの両方を撮影しておくといった感じでしょうね。
王道の1灯ライティングですが、それぞれの距離や角度が絶妙に計算されていて、かっこいいライティングですよね。
デメリットはモデルが複数の場合には使いづらい点です。
あくまで1人用。
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